膀胱炎の代表的な頻尿や排尿時の痛みといった症状とは異なり、一定の状態を経過すると起こる症状として発熱が挙げられます。

膀胱炎で起こる発熱の典型的なパターンとしては、膀胱炎特有の頻尿や排尿時の痛み、腹痛などの症状が前もって現れて、症状が悪化してくると発熱が始まるというものがあります。どのような状態であったにしろ、発熱まで至ると膀胱炎が悪化して既に腎盂腎炎(じんうじんえん)にまで進んでしまった可能性を示すサインとなります。

発熱の仕方は、じわじわと熱が上がっていったり、熱が出始めてからあっという間に40度以上の高熱になるなど様々です。発熱と同時に寒気や体の震え、脇腹や腰の痛み、吐き気や嘔吐などが起こる場合もあります。

頻繁に尿意を感じてトイレを行き来するうちに発熱を起こす人が多い一方で、膀胱炎の症状がなく発熱が起こることもあり、風邪と間違われやすい場合もあるので注意が必要です。

腎盂腎炎はひどくなると命に関わる病気です。膀胱炎が発端で腎盂腎炎になる時に、頻尿などの症状が起こらない場合には、微熱が続いて尿検査をして初めて気がつくというケースもあり、自己判断で放置しておくのは大変危険ですので、受診することをおすすめします。