膀胱炎処方薬のクラビットは細菌を殺菌する薬剤です。細菌が原因となる様々な病気に用いられます。

感染症とは、病原微生物が人の体に侵入して悪さをする病気です。感染症は腫れや発赤を起こしたり、化膿させたり、痛みや発熱による苦痛をもたらします。病原微生物には、細菌やウィルス、カビなどが含まれます。

クラビットが有効なのは主に細菌による感染症です。その他としてはグラム陽性菌や陰性菌を始め、クラミジアやマイコプラズマ、レジオネラといった細菌にも有効です。

病原菌が死滅してしまえば、腫れや発赤は治まり、痛みが取れ、熱があれば解熱します。尿路感染症を始めとして、呼吸器感染症、皮膚感染症、耳鼻科領域の感染症などに広く用いられています。

本来はインフルエンザなどのウィルス性の風邪には無効なのですが、細菌による二次感染時やその予防のために処方されることもあります。

クラビット錠が効果を示す症状としては、表皮性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、座瘡(ざそう)、外傷・熱傷及び手術等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲腫瘍、咽頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)、前立腺炎、精巣上体炎、尿道炎、子宮頸管炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、コレラ、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎(るいのうえん)、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)、瞼板腺炎(けんばんせんえん)、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、炭疽(たんそ)、ブルセラ症、ペスト、野兎病(やとびょう)、肺結核及びその他結核症、Q熱が挙げられます。