間質性膀胱炎は、頻尿、尿意圧迫感、膀胱の痛みなどを主な症状とする病気です。昼夜を問わずに尿の回数が増える頻尿、排尿痛、我慢できない尿意とその症状は急性膀胱炎と大変良く似ています。

急性膀胱炎と間質性膀胱炎との違いは、急性膀胱炎が細菌の感染であるのに対して、間質性膀胱炎の原因は未だにわかっていないという点です。原因としていくつか説は挙がってはいるのですが、まだ確定的なものはありません。

間質性膀胱炎は何らかの原因による膀胱の粘膜異常によって起きると言われており、主な症状としては頻繁にトイレに行きたくなります。そして、尿が膀胱にたまると痛みが強くなってきて、排尿すると痛みが軽減されます。更に進行していくと、膀胱が萎縮して小さく硬くなってしまいます。

日本では間質性膀胱炎の患者は約25万人いると言われていますが、そのうち9割が女性となっています。

間質性膀胱炎は、細菌感染で起こる他の膀胱炎とは症状が違い、ほとんどの場合尿に異常が見られません。病院では急性膀胱炎と誤診されることもあり、抗生剤を処方されることもしばしばあります。また、一時的に症状が軽くなったとしても、間質性膀胱炎の場合はしばらく同じような症状が続きます。

尿に異常が無いにも関わらず症状が治らないために、精神的なものであると誤解されることもあるようです。

間質性膀胱炎の症状としては、トイレが近い、常に膀胱に尿が溜まっている感じがする、膀胱に常に違和感がある、尿意があるにも関わらずトイレに行っても少ししか尿が出ない、トイレに行ってもすぐにトイレに行きたくなるといったものがあります。

治療例としては、漢方で良くなったとされる事例があります。治療としては、抗うつ剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤の投与、水圧拡張による治療、膀胱内へヘパリンを注入する膀胱内注入療法、電気刺激療法、外科的療法、膀胱訓練などがあります。